Home  |  All  |  Log in  |  RSS

近く本朝うかがうと

映像&活字作品のレビューブログ

大河ドラマ「義経」を総括して

長かった一年が終わりました・・・。
昨年の「新選組!」が、新しいことに挑戦して上手くいった例だとしたら、今年の「義経」は、その例にあやかろうとした面と旧来からの手法を組み合わせた作品でしょう。
判官贔屓ではないので、文句ばかり言いながら観ていたことが多かったです。
とはいえ、主人公主従以外を目的に、楽しんではいましたが(笑)。
頼朝を中心とした鎌倉、義仲を中心とした木曽、秀衛を中心とした平泉、清盛を中心とした福原、そして法皇を中心とした京。
脇をシッカリと固めた作品であったと思います。

印象に残っている人物について。
男性陣では、阿部寛演じる平知盛・小澤征悦演じる木曽義仲・中井貴一演じる源頼朝でしょうか。
中でも、豪快かつ小心者な義仲像は、とても新鮮に思えました〜。
女性陣では、稲盛いずみ演じる常盤・財前直見演じる北条政子・小池栄子演じる巴でしょうね。
中でも、常盤の美しさと微妙な立場は、視聴者に同情と反感を与えたかなぁと。
主人公周辺人物がいないのは、気のせいです(苦笑)。

気になったシーンについて。
時代の流れからCGの多様は避けられないけれど・・・。
必要以上に使っている場面も、あったような気がします。
五条の橋の桜吹雪・壇の浦の金粉・静の舞の紅葉、どれもオーバーに思えました。
綺麗ではあったけれどね〜。
それから、何といっても描き方が中途半端っ!
感情移入が出来ないほど、ですよ。
それもこれも、主人公を善人に描きすぎるから、だと思うのですがね。
この作品に限らず、最近の傾向でもあるのですが。

大河感想「安宅の関」

静の舞とともに、最後の見せ場となる話。
安宅の関での、弁慶と富樫の掛け合いは圧巻でした〜。
流石は、松平謙さんと石橋蓮司さんですっ!
富樫の狸振りも然ることながら、弁慶も疑いを晴らそうと受けて立って。
ただ「勧進帳」なだけに、少し台詞回しが歌舞伎調でしたけれど(^^;)
まぁそれはご愛嬌で・・・。
義経とその他大勢は、ほとんど表情だけの演技だったのですが。
弁慶が義経を打ち据える場面は、その方が重みがあって良かったですよ〜。
申し訳ないけれど、前々から重厚さに欠ける喋り方だ、と思っていたのでねぇ・・・。

さて、忘れた頃に再登場の巴さん。
幸せそうに第二の人生を送っていましたけれど、なぜ今更の登場なのでしょう?
「希望を捨てるな」というメッセージ、なんだろうけれど・・・。
某大奥では、眉の薄い怖い側室を演じている小池栄子さんですが。
個人的には巴役の方が、適しているなぁと思うのです。

あと二回で「義経」も終わりです。
果たして、どんな結末になるのやら・・・。
お願いだから、大陸には渡らないで下さい(>_<)

大河感想「しずやしず」

久方振りに感想を・・・。

鶴岡八幡宮における静の舞は、義経を描く時には必須だと思っています。
今回はその場面が中心でしたね〜。
頼朝との対面では迫力満点の静でしたし、出産後の政子との場面は某大奥を彷彿とさせましたし(^^;)
石原さとみさん、一番の場面で一番の演技をされたのですね♪
やっぱり気になってしまう政子の行動。
阿吽の呼吸で赤子の始末を語ったり、静に食い入られても顔色変えずに平然としているし。
静の舞を評価していますし、侮れませんなぁ〜。
尼将軍の片鱗をうかがわせたような感じです。

さて義経一行は、山伏の姿になり平泉へと落ち延びますが。
佐藤忠信は呆気なく没してしまいます・・・。
これで、佐藤兄弟は二人ともいなくなってしまったのね(>_<)
彼らがいないのに平泉を目指すとは、何とも切ないですが。
来週は、歌舞伎の「勧進帳」で有名な話です。
内容は分かっているけれど、どんな感じになるのか楽しみだったり〜。