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近く本朝うかがうと

映像&活字作品のレビューブログ

映画感想「武士の一分」

木村拓哉さんファンでも、山田洋次監督ファンでも、藤沢周平作品ファンでもありませが。
武士の一分」を、観に行ってしまいました〜。
時代劇ファンではありますが(汗)。
全く期待していませんでしたが、なかなか素敵な作品でした♪

映画館へ観に行ったのが平日だったからなのか、観客は年配の方ばかりでした・・・。
キムタク主演なので、もっと若者が多いかと思ってたのですが。
凄く意外な気がします〜。
もっとも、時代劇が好きな若者って少ないですけれど(爆)。

↓以下、感想を書き綴りました・・・。
・映像は美しかった。
所作も綺麗だったし、殺陣も迫力がありました。
キムタクは剣道経験者だ、という話を知り、納得しました〜。
新之丞は盲目になるという設定なので、殺陣は通常よりも難しかったのではないでしょうか?
鋭い太刀さばきは見応えがありましたよ♪
加世が時々みせる、後れ毛をあげる動作が艶っぽかったです。
日本髪を結った時ならでは、かと思いますが〜。
作品に花を添えた感じがします。

・演技も良かった。
新之丞が登場した時は、「あぁ、キムタクだよぉ」と思ったけれど。
毒にあたって高熱で寝込んで衰弱した頃から、味が出てきました。
凄みを増した、というのか・・・。
盲目の役で一枚も二枚も脱皮した感があります。
一瞬の眼差しが、渡辺謙さんに似ていると思ってしまったのは、自分だけですよね(爆)。
藤沢周平作品にお馴染の、方言も良かったですよ〜。

・内容は薄かった。
もともと、原作が短いから仕方がないのだけれど。
毒見役が毒にあたって失明して、その妻が家禄を安堵してくれると言った上司に誑かされ、それを知った夫が果し合いをした。
こうやって書き綴ると、身も蓋もないですけれど(汗)。
もう一波瀾や二波瀾あると、嬉しかったなぁと。
まぁ、その程々なところが良いのだろうけれどね・・・。

・その他のこと。
徳平は場を和ませてくれました。
島田藤弥は、功名が辻の明智光秀を思い出してしまいました(笑)。
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『武士の一分』公開:2006/12/01(12/03鑑賞)監督:山田洋次原作:藤沢周平    『盲目剣谺返し』(文春文庫刊『隠し剣秋風抄』所収)出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍
2006.12.04 23:52